ココイチの話

metaku2004-05-15

カレーハウス「CoCo壱番屋」のゲームが発売したらしいです。恐るべしタイアップ。で、内容はというと、プレイヤーはココ壱の店員になり、お客さんがたくさん来ても、注文を間違えたり、レジを打ち損じたりしないで優良店を作ろう!てなストーリーらしい。しかし、これはタイアップにしては少々疑問が残る。なぜなら実際の飲食店ならば、バイトがミスを繰り返したらクビにするし、それが続けは店は経営不振に陥る。注文ミス、調理ミス、レジミス、これらは経営理念上あってはいけないはずで、ゲームにしてしまったら、まるで「ココ壱の店員はミスるかもしれません。ノルマ達成して優良店になれば気にしないけど」と言っている様なものなのだ。
と、いうことで過去様々な飲食産業とのタイアップゲームが発表されたのではあるが、今回もまたもや紋切り型のシステムで、ここでそろそろ自分の出番じゃないか、と。一石を投じようじゃないか、と。そう思った。で、如月なら「CoCo壱番」をこういう風に調理(飲食だけに)するねって感じで考えたのがこのゲーム。

【ストーリー】主人公は、30代半ばに差し掛かるフリーター。29歳の時、長年勤めた会社を、何かをやろう!という目先のヤル気だけで無計画に退社。しかし、おりしの不景気で再就職も儘ならず、減っていく退職金、増えていくキャッシュローン。そんな非生産的な日々の中で、主人公の唯一の救いだったのは、安くて美味いカレーショップ「CoCo壱番屋」。そしていつしか、自分はこのカレーの味を世に知らしめたいとバイトになる。しかし待っていたのは、年の離れた学生バイト達との軋轢、年下の店長、態度の悪い客・・・と厳しい現実だった。
そんなある日、レジ閉めを終え、帰宅のため裏手出口に向ったところ、途中にあるオーナー室のドアが開いているのに気がつく。この部屋は「開かずのオーナールーム」と呼ばれていて、鍵は第二次世界大戦終戦のどさくさに紛失したせいで、以来60年間一度も開かれた事のない扉なのだった・・・・。
自分は引き寄せられるようにその部屋に入る。すると正面の壁に人一人通れる穴が空いていて、地下に続く石段が闇に溶けていた。何かの因果を感じ始めている自分は、それが決まっていた運命かの様に迷わず穴倉に飛び込んだ。どのくらい経ったであろうか、ようやく、遠くに霞んでいた光点が目の前に近づくと、ボクは広大な鍾乳洞に放り出された。光はその内部壁が人工的な照明の明るさに過敏に反射したものだとようやく知る。つまり目が慣れれば然程明るくないのである。

な、なんだこれ?ボクは辺りを見渡すと、目の前に巨大な5つの試験管、なんて言うのかな、棺ほどの大きさをしたガラス製の5つの真空管によく似た形状の円筒、しかもそれらに無数のコード、パイプ、そんなものが伸びている状態で、これはまず尋常ではない。しかもその円筒の内部は、黄緑の液体で満たされており、さらに不気味なのはその中に裸体の女性がホルマリン浸けのやうに、一人、二人、三人、四人、・・・五人目は居ない。5本の円筒に4人のヌード女性が浸されていて、残り一本は空である。液体もない。

周期的にコンプレッサー音がしゅう・・・と聞こえる。すると、円筒内部下方から、ぶくぶくって泡が立ち昇り、ボクはその泡を惰性的に目で追う。すると、その泡が女性の頬を撫でて水面に上り、空気に溶けた頃、ようやくボクはその女性達の顔を直視することになる。

この人たちは!三浦理恵子羽田惠理香大野幹代瀬能あづさ・・・・こいつら全員元・・・

「そうだ!CoCoだよ

闇を切り裂く声に振り向くと、そこには見慣れた顔。な、ゆ・・・優子フロアマネージャー?!そこには、若干20歳でフロアマネージャーに任命され、今後のジャパニーズカレーシ−ンを牽引するだろうと囁かれている小倉優子が立っていた。そして、自分の方に近づきながらゆっくりと口を開く。「マネージャー?それはお前を欺く為の偽りの姿さ。本当の私は、お前の行動を見張り、本部に報告するスパイなのさ」「な、なぜ」「覚えてないのかい?」優子は不思議そうな顔をした。「こりゃケッサクだ。あははは。・・・ふう、さて、先ほどアナタはなぜって言ったね。それはね、おまえが不用意に覚醒しない為だよ!」

「覚醒ってなんだ。あ、あともう一つ。もう一つ質問だ。CoCoのメンバーは確か5人だったはずだが・・・」すると小倉は、ふむ、とこぶしを鼻に当てる仕草をしてこう告げた。「君は、彼女が電波少年の海外ロケでペルー警察に捕まったのを知っているかい?」「・・・もちろん」「にわかに信じ難い話かもしれないが、彼女はまだペルーに留置されている」「ばかな!」「本当さ。いまメディアに露出しているのは宮前真樹に似たペルー人だ。そして、彼女を・・・彼女を救い出して欲しい!」

そうしてオレはCoCo壱の・・・いや、多分CoCoの為に小倉優子と婚前旅行も兼ねてペルーに向かう事になった・・・・。


そんなアドヴェンチャーゲーム。


カレーハウス「CoCo壱番屋」のゲームが発売したらしいです。恐るべしタイアップ。で、内容はというと、プレイヤーはココ壱の店員になり、お客さんがたくさん来ても、注文を間違えたり、レジを打ち損じたりしないで優良店を作ろう!てなストーリーらしい。しかし、これはタイアップにしては少々疑問が残る。なぜなら実際の飲食店ならば、バイトがミスを繰り返したらクビにするし、それが続けは店は経営不振に陥る。注文ミス、調理ミス、レジミス、これらは経営理念上あってはいけないはずで、ゲームにしてしまったら、まるで「ココ壱の店員はミスるかもしれません。ノルマ達成して優良店になれば気にしないけど」と言っている様なものなのだ。
と、いうことで過去様々な飲食産業とのタイアップゲームが発表されたのではあるが、今回もまたもや紋切り型のシステムで、ここでそろそろ自分の出番じゃないか、と。一石を投じようじゃないか、と。そう思った。で、如月なら「CoCo壱番」をこういう風に調理(飲食だけに)するねって感じで考えたのがこのゲーム。

【ストーリー】主人公は、30代半ばに差し掛かるフリーター。29歳の時、長年勤めた会社を、何かをやろう!という目先のヤル気だけで無計画に退社。しかし、おりしの不景気で再就職も儘ならず、減っていく退職金、増えていくキャッシュローン。そんな非生産的な日々の中で、主人公の唯一の救いだったのは、安くて美味いカレーショップ「CoCo壱番屋」。そしていつしか、自分はこのカレーの味を世に知らしめたいとバイトになる。しかし待っていたのは、年の離れた学生バイト達との軋轢、年下の店長、態度の悪い客・・・と厳しい現実だった。
そんなある日、レジ閉めを終え、帰宅のため裏手出口に向ったところ、途中にあるオーナー室のドアが開いているのに気がつく。この部屋は「開かずのオーナールーム」と呼ばれていて、鍵は第二次世界大戦終戦のどさくさに紛失したせいで、以来60年間一度も開かれた事のない扉なのだった・・・・。
自分は引き寄せられるようにその部屋に入る。すると正面の壁に人一人通れる穴が空いていて、地下に続く石段が闇に溶けていた。何かの因果を感じ始めている自分は、それが決まっていた運命かの様に迷わず穴倉に飛び込んだ。どのくらい経ったであろうか、ようやく、遠くに霞んでいた光点が目の前に近づくと、ボクは広大な鍾乳洞に放り出された。光はその内部壁が人工的な照明の明るさに過敏に反射したものだとようやく知る。つまり目が慣れれば然程明るくないのである。

な、なんだこれ?ボクは辺りを見渡すと、目の前に巨大な5つの試験管、なんて言うのかな、棺ほどの大きさをしたガラス製の5つの真空管によく似た形状の円筒、しかもそれらに無数のコード、パイプ、そんなものが伸びている状態で、これはまず尋常ではない。しかもその円筒の内部は、黄緑の液体で満たされており、さらに不気味なのはその中に裸体の女性がホルマリン浸けのやうに、一人、二人、三人、四人、・・・五人目は居ない。5本の円筒に4人のヌード女性が浸されていて、残り一本は空である。液体もない。

周期的にコンプレッサー音がしゅう・・・と聞こえる。すると、円筒内部下方から、ぶくぶくって泡が立ち昇り、ボクはその泡を惰性的に目で追う。すると、その泡が女性の頬を撫でて水面に上り、空気に溶けた頃、ようやくボクはその女性達の顔を直視することになる。

この人たちは!三浦理恵子羽田惠理香大野幹代瀬能あづさ・・・・こいつら全員元・・・

「そうだ!CoCoだよ

闇を切り裂く声に振り向くと、そこには見慣れた顔。な、ゆ・・・優子フロアマネージャー?!そこには、若干20歳でフロアマネージャーに任命され、今後のジャパニーズカレーシ−ンを牽引するだろうと囁かれている小倉優子が立っていた。そして、自分の方に近づきながらゆっくりと口を開く。「マネージャー?それはお前を欺く為の偽りの姿さ。本当の私は、お前の行動を見張り、本部に報告するスパイなのさ」「な、なぜ」「覚えてないのかい?」優子は不思議そうな顔をした。「こりゃケッサクだ。あははは。・・・ふう、さて、先ほどアナタはなぜって言ったね。それはね、おまえが不用意に覚醒しない為だよ!」

「覚醒ってなんだ。あ、あともう一つ。もう一つ質問だ。CoCoのメンバーは確か5人だったはずだが・・・」すると小倉は、ふむ、とこぶしを鼻に当てる仕草をしてこう告げた。「君は、彼女が電波少年の海外ロケでペルー警察に捕まったのを知っているかい?」「・・・もちろん」「にわかに信じ難い話かもしれないが、彼女はまだペルーに留置されている」「ばかな!」「本当さ。いまメディアに露出しているのは宮前真樹に似たペルー人だ。そして、彼女を・・・彼女を救い出して欲しい!」

そうしてオレはCoCo壱の・・・いや、多分CoCoの為に小倉優子と婚前旅行も兼ねてペルーに向かう事になった・・・・。


そんなアドヴェンチャーゲーム。