夜が始まる神のいない夜が

metaku2004-01-15

『男子たるもの三十を過ぎたら田島貴男バティストゥータの気持ちを知れ』とは他でもないボクの言葉です。例えば10年前なら田島貴男=カッコイイというイメージでしたが、今は、彼の存在がボクを励ましているような、でも一緒に悩んでいるような、そんな感じ。遅れてきたワーキングクラスヒーロー。田舎のプレスリー。そんなのきっと男にしか判らないだろうけど(しかも30過ぎの)。
田島貴男の苦悩。田島貴男の衰えたステータス。田島貴男のユウウツ。でもジャジーな貴男。ジャジーなスーツ姿の貴男。そのスーツを自宅で洗濯する貴男。それにアイロンをかける貴男。アイロンが熱すぎてスーツの生地をダメにする貴男。困る貴男。とりあえず洗ってないスーツを着ようと思うけど、もしかして今から洗濯すれば明日には乾くかもとか思っちゃった貴男。でも結局乾かなかった貴男。諦める貴男。眉間にしわが寄る貴男。その表情はステージで「ride on」と叫んだときと同じなんだ。(なんスか?今日の自分)